Beautiful Life ママナースの幸メモ

二児のワーキングママです。女性がまだまだ生きにくい社会ですが、自身が体験したことから学びや気づきがあったことを書いていきます。共感してもらえたり参考になれば幸いです♪幸せに生きるため日々貪欲に生きています。

「ばあばは、だいじょうぶ」人気の理由は?絵本で異例の10万部突破って凄いですね。

  作者の楠章子さんの自らの経験からほぼ実話ということで、とても信憑性がある物語です。家族の「認知症」が題材にされています(^ー^)

 
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あらすじ概要

全て引用するのは著作権・翻案権違反になるため、ざっくりですm(._.)m

 

  小学生のつばさ君は、ばあばが大好き。学校から帰るとばあばの部屋に迎います。いつも「だいじょうぶだよ」と言って頭をなでてくれます。

  そんなおばあちゃんが、認知症になって忘れていく姿が描かれています。

  ある冬の寒い日、ばあばが姿を消してしまいます。部屋にはばあばが書いたたくさんのメッセージとは…。

 

この作品の良さ

つばさくんの心情が理解できる

  この物語に出てくる家族は孫のつばさくんメインです。

  つばさくんがおばあちゃんの変化に戸惑い、部屋に行くのを避けてしまうのですが、この気持ち、とてもよく分かります。

  私も祖父が事故で入院中、記憶力が低下してしまったり、急に体が動かなくなった姿を見てどう接していいか分からなくなりました。

  孫の心境としてはとてもショックなのです。「自分の知ってるおじいちゃんじゃない…」みたいな。自分を拒否されたり忘れられていたら…幼い子供心としても傷つくことが予想できるので、できたら関わりたくないという、逃げたくなる気持ちになってしまいます。

 つばさくんも、おばあちゃんの変わってしまった姿を見たくなくて、自分が傷つきたくなくて足が遠のくのですね。

  家族の変化を受け入れられないのは大人も同じです。あのとき何故優しくできなかったのか、逃げてしまうことに少し罪悪感が残るかもしれないですが、受け入れには時間がかかるものだと理解できます

 

認知症本人の心情を想像できる

  認知症って家族の介護する大変さがクローズアップされることが多い問題ですが、本人もとても困っていて、不安の中にいるということです。

  想像してみてください。帰る場所や道のりが分からない、一緒に過ごしている人の名前が分からない、財布や大事なものの置き場所が分からない➡だれかに取られた?と疑ってしまう、など認知症になった本人はとても孤独なのです。

  ご飯を食べたか忘れる、趣味のこともできなくなった自分に本人も戸惑っており、辛い気持ちなのです。

  そんな認知症のばあばに家族としてどう支えてあげられるか考えるきっかけになります。

 

 まとめ

  認知症関係の本では大人向けのエッセイや漫画はありますが、こういった子供でも読める絵本ってなかったので、新鮮ですね。子供でもいざこういう立場になったときのことを想像できるのではないでしょうか(*´-`)

  物語では「だいじょうぶだよ」ってばあばが何度も言うのですが、本来の優しさって病気になっても変わらないんだよということを子供にも分かりやすく描かれています(*^-^*)

  優しい柔らかなタッチの絵です。

 

 

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